ハッキリしない天気の日曜日
母セツ子81 姉91 妹77 三婆揃って生家に行く
8月に他界した母の甥 私の従兄弟 貧乏父さん
間も無く三ケ月経過 相続放棄の期限
屋敷の明け渡しまでカウントダウン (;_;)
水曜日に引っ越しだと言う 滑り込み訪問だ!
祭祀財産である 位牌は持っていける…が、
選別 ٩( ᐛ )و する!! と言う
位牌を処分したり、手放さざるを得なくなった場合には、魂・お性根を抜いてお焚きあげとか、永代供養に出したりと……まぁ大変だろう
婆さん 爺さんの 他のご先祖様の位牌や遺影は置いていっちゃうの? とは聞けない……
『文句あるなら 持って行け!』なんて言われても困る こんな時は何も言わない 言えない
一番辛く苦しい人が決断した事が、自分と異なる意見でも 尊重する それが大人だ…
こんな時に 認知症のセツ子 何言い出すかわからない! それが怖いっ
これが最期 今生の見納めだと言い聞かせると どうして? 誰がここを守るの? と 聞いては涙をこぼし、また、どうして?と 繰り返すセツ子
二度と手を合わせることの出来無い仏壇に線香を上げる
三婆…… 庭のあちこちを見ては溜息……
あの蔵 は あの倉庫は あの木は… と 語る
三婆の胸には何が去来するのだろう
もう、二度と来ることはない、来られない生家の座敷でお茶を頂く
貧乏父さんの妹(私の従姉妹) も やって来て ご丁寧に立派なお弁当を取ってくれた
彼女だってどんなにか辛いだろう……
お弁当をいただきながら 皆でアルバムの整理
若き日のセツ子 あれから●●年 きみまろを思い出す
ハウス は 無くなっても ホームは残る
だから 大丈夫だよ と、言ってあげたい
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